元伊勢神社の葵祭り

京都府宮津市の元伊勢 籠神社で、2500年以上の歴史があると言われる例祭「籠神社葵祭」が、毎年4月24日に開催されます。

当日は、御祭神の神霊を鳳輦(ほうれん)と呼ばれる神輿に移しての御神幸が行われ、また、御神幸の道中や祭典の前後には、京都府無形文化財に指定されている典雅勇壮な「太刀振り」や「神楽」などもあり、一番太鼓で祭典が始まり、神幸祭、御神幸と続き、還幸祭で幕を閉じます。

 

 

同祭りは、4代目の天皇・懿徳天皇の時代に始まったと伝えられている神事で、長い歴史を持ち、平成6年には「藤祭葵祭発祥2500年祭」が行われました。

京都府・賀茂社の「葵祭」では「葵の葉」を付けるのに対し、同神社では冠に「藤の花」を挿すのが古例となっており、欽明朝以前は「藤祭」と呼ばれていたという。

京都市内で葵祭の斎行は、元伊勢籠神社の斎行が葵祭の根源になっているそうで、京都市内の葵祭では冠に葵をかざしますが、籠神社では藤をかざすのは、豊受大神が藤の花に籠られると考えられていたからです。

籠神社の葵祭は第4代・懿徳(イトク)天皇の御世に始まった藤祭が起源で、御生れ神事あるいは御蔭神事とも言われ、最高神・豊受大神の御生れを祝う祭りでした。

それが、第29代・欽明天皇の御世にカモ祭が葵祭と称されることに伴い、藤祭もまた葵祭と称されるようになりました。

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